司法書士試験のテキスト.[4.14.tue,2009]
私の近親者から、大学卒業後に「司法書士の試験を受験したい」という旨の相談を受けました。
彼は、法学部ではありません。
丸善とジュンク堂をみて、とりあえず彼自身の気に入ったテキストと問題集を各1冊ずつ購入させたのです。
テキストは、早稲田セミナーの“デュープロセス”、問題集はレック;東京リーガルマインドの過去問題集でした。
その後、テキストはもう少し揃えたいというので、Amazonから、“デュープロセス”を5冊購入しました。
著者は、竹下貴浩氏で、パンデクテンシステム(法律・条文の体系)を思い切って組み替えています。
冒険でしょう。 著者は、受験指導に、自信もおありなのでしょう。
民法1=民法総則・債権、民法2=親族・相続・物権・所有権・占有権・所有権登記(不動産登記)、民法3=抵当権・根抵当権・それらの不動産登記~といった民法3冊。
「会社法・商法・商業登記法」を、1冊でまとめています。
面白いテキストの編成です。
なお、レック東京リーガルマインドも良いテキストと問題集を刊行しています。
まあ、とりあえず彼が気に入ったテキストでもあり、私が親しくしているまわりの受験生からも好評なので、「これで、いいのかな」と、感じています。
私自身は、20数年前「日本司法学院」のテキスト・問題集を使いました。
まだ、レックもワセミも、司法書士試験受験界に進出してくる前だったのです。
私の近親者にも、ぜひベストを尽くして、司法書士試験に合格して欲しいと、念願しています。
090414tue.