JLF;日弁連法務研究財団 11年目に・・・。[4.29.wed.’09]
(財)日弁連法務研究財団が昨年(2008年4月)10周年を迎えました。
各種の貴重なイベントが多々開催されました。
これで、11年目になるのです。
かつて40年前、70年安保と大学紛争の嵐の中で、司法試験に合格できなかった落武者としては、羨ましいかぎりです。
しかし、1人の司法書士としても同慶の至りです。
やはり、人生最後のチャレンジとリヴェンジとして、新司法試験緒戦のため、法科大学院に行かないことには、この世に生を与えられた意義・価値がありません。
新堂幸司先生(東京大学名誉教授・民事訴訟法)が、主導なさって来ました。
ただ、日弁連、法務省、最高裁事務総局までとは言えないとはいえ、それらに比肩するほどの日本の内外の高い評価と影響力を有されています。すごいものです。
小生も、ここ10年近く(8-9年かな)会員として末席を怪我させていただいております。
光栄なことです。
今後も、新堂先生初め、日弁連法務研究財団;JLF(Japan Law Foundation) の大躍進と大活躍を記念しています。
ただし、苦言を2つ。
一つは、新堂幸司先生の「新民事訴訟法」 のテキストは、厚すぎることと難解なことです。難解なのは、私個人にとってですが・・・。
二つのは、法科大学院のLSAT;適性試験の『推論・分析・数理』の試験が、ほとんど意味が分かりません。
「法曹育成とは、まったく関係ない」というのが、巷間の意見です。
すくなくとも私の身近かな方方(かたがた)のご意見です。
弁護士数名、ロースクール在学生の方、受験生の方々etc
このLSAT;適性試験の『推論・分析・数理』を、どうにかならないものでしょうか? 頭が痛い。
この分野は、法律学の基本知性・素養とはまったく無関係な試験内容です。
でも、『ぶっつけ本番!』です。 小生は、がんばって1ケ月半しかありませんが、死に物狂いになってみせます。
私は本来、新堂幸司さんの大ファンなのです。
090429wed.