マンションの理事長はつらい! [4.30.thu.’09]
当職のオフィスのあるマンションは、昭和49年に建築されました。
仙台で3番目に古いマンションです。 35年目に到っています。
戸数は、120戸あります。 区分所有者は、101者おられるのです。
いろいろな経緯;イキサツがあって、2年前の平成19年の定時総会で、小生が理事長に選任されてしまったのです。
就任したからには、一所懸命に理事長職をまっとうしています。
ただ、司法書士としての資格・知識・経験を、生かすことができます。
管理費・修繕積立金・水道料の滞納者への督促にも効果的です。
マンション法;区分所有権法の知識を活用でします。
数年前から、マンションの建物の傷みが目立ってきていました。
この2年間、総会審議と数多くの理事会議論を重ねてきたのです。
今般、ようやくこの4月に工事業者(建設会社)と契約が締結できました。
※契約締結中の様子。
借り入れは、住宅金融公庫から独立行政法人化した「住宅金融支援機構」です。
やっと、この5月の連休明けから着工の運びとなりました。
今回の大規模修繕でマンションの基本的躯体・外装等々をほどこします。
このあと15年ほど、このまま修繕・補修を続け、いよいよ建替え(全面改築)をめざします。
今年の定時総会で、マンションの管理費・修繕積立金も値上げして、建替えへの資金造りに入ります。
ライフラインの水道も、地下にある受水槽も35年間も使っているのです。
このたび、地上タンク(受水槽)への交換工事も行ないます。
毎日、司法書士の本業以外に、マンションの用件があります。
でも、つらいけれど、がんばっています。 120戸101者のためです。
ちょっとした町内会長みたいなものなのでしょう。
建設会社、上下水道会社、地上波デジタル工事(120戸)、駐車場問題、放置自転車等の整理・処分、災害対策、防犯治安対策、花壇造園の見直しなおなど、課題は山積です。
地上波デジタル工事は、屋上アンテナ設置に留まりません。120戸各世帯への配線工事が必要という予想外の展開もありました。
3-4ケ月の工事期間です。 夏の終わりから秋の初めになるでしょう。
マンションの理事長も、120世帯もあると、大変なのです。
090430thu.