筆跡心理学;グラフォロジーの講義と懇親会.[7.3.fri.]
●●ちひろ倶楽部
7月3日(金)夕刻6時から、第15回 ちひろ倶楽部が開催されました。
常盤木学園理事長の松良千廣さんを囲んでの、いろんなイベントと懇親会の集まりです。
事務局は、シーズクラブの中山邦彦さんです。 企画・立案・設営などに本領を発揮してくださいます。
今回の企画も、他では見られない 『優れもの』 のイベントでした。
筆跡心理カウンセラーの成澤秀麗女史を講師に招いての、親近感と学問的含蓄の双方を兼ねそなえた講演会でした。
講師の秀麗先生は、山形県鶴岡市出身です。
“筆跡アドバイザー”という肩書きです。
小生にとって、このようなテーマは初めての講演でした。 興味津々でした。
●●“筆跡心理学”という初体験
筆跡心理学;グラフォロジー;Graphology と呼ばれ、学術的な市民権を得ています。
ヨーロッパでは、120年以上の歴史があるとのことです。
『書体・筆跡などによって、その人の性格・性癖などをある程度推測できる』 という、基本認識にたっています。
そういえば、私も司法書士事務所のスタッフ求人などで、よくあることでした。
履歴書の筆跡と顔写真により、求職者の人物像をある程度憶測してしまうことがあります。
●●私と心理学
小生も、生まれて初めての体験です。
とりわけ、かつて心理学が大好きだった小生にとっては、非常に面白くかつ興味深い分野でした。
親の虐待に始まり、慢性ノイローゼ気味だった小生は、むさぼるように小説・エッセイなどを読みあさったのです。
その中でも、自分の性格・精神・神経・心などを解明したり、改善するため、かなりの心理学関係文献を読破しました。
心理学者のエッセイ、通俗的解説書、ひいては専門書まで及んだほどです。
おそらく200~300冊は読んだはずです。
いまは、あまり心理学関係の書物は買いませんし、読みませんが、いまでも心理学は大好きです。
●●心理学⇒精神医学⇒禅
ただ、心理学から精神医学に入り、森田正馬の「森田療法」を実践しました。
高良武久医師の高良興生院(東京都中野)に、20日間入院して修行めいたことをしたほどです。
「森田療法」は、精神医学ですが、これが宗教になると「禅」とほぼ等しい領域になります。
私の「禅」との決定的出会いは、森田療法だったのです。
自分の存在価値;レーゾンデートル;実存に煩悶・懊悩して、心理学文献をあさり、精神医学の分野で「森田療法;森田サイコセラピー」に出会いました。
以前は、あるお寺さんで行なっていた坐禅会に通っていたこともあります。
実質は自己流ですが、禅の勉強と修行をして、精神的に落ち着きつつあるところまで、たどり着いた次第です。
090704sat.