スポーツと禅 [7.18.sat.]
■□■□■ 習慣化したスポーツ
スポーツクラブには、順調に、習慣化して、毎週通っています。
たいていは土曜日です。
今週も、先週も、家族3人で行き、大量の発汗を流してきました
このクラブでの会員歴は、2年前に経営者は変わりましたが、もう27年になります。
「よく続いているものだ」と、自分でも回顧しています。
スカッシュとラケットボール中心ですが、最近、外形上は穏やかながら、実質において強力な健康法に挑戦しています。
■□■□■ スロージョギング
ここ8-9週のことです。 スカッシュとラケットボールに加えて、スロージョギングを必ず実践しています。
このクラブでは、ヘッドホンを付けてTVを観ながらジョギングできます。
私のブログ写真でも、ヘッドホンを付けています。
心身のアンチエイジングに効果的であることと、健康志向にうってつけの基礎的トレイニングであること。
さらに、この10回近いスロージョギングで悟ったことがあります。
とにかく30分間 『黙々と、肉体と神経・精神の瞑想に耽る』 という面白みが、分かってきたのです。
■□■□■ 坐禅的なところ
ちょっと語弊があるかもしれませんが、『動く禅』・『立ち禅』 のような禅との類似点があります。
坐禅は、禅宗(曹洞宗・臨済宗・黄檗宗)修行としてあります。
1つは、坐して動かない。禅の安座(肢を組み交わらせる)をして、背筋を伸ばす。
2つには、瞑想~心理学でいう『自由連想』、心に浮かぶ自身の内的事象と真っ向から向き合うこと。
3つには、呼吸法~通常は、『腹式呼吸』、意外にこれが肝要です。
4つには、目線は1.5メートル先を、刮目と瞑目の中間に薄目を開く。
5つには、釈迦無二の悟りの境地に到るべく、真実の自己との出会いのための精進をする。
6つには、『只管打坐』 、すなわちひとすら坐る。
※体重が、10数年ぶりに60㎏を切りました。
たまに、太極拳・花架拳などを、『動く禅』と宣伝文句で言っていることを耳にします。
とんでもない。 禅を知らない人の軽率な発言です。
軽率発言にして、軽挙妄動です。
禅と太極拳は、まったく別物です。
太極拳は、いろんな動きの形があります。
■□■□■ 禅的なスロージョギング
ただ、スロージョギングは、坐禅に類する点があります。
1 同じ姿勢を保つ。 「歩く」と「走る」の中間です。
2 スロージョギングにおけるジョギング中の自由連想。
3 目線も、ほぼ一定です。 「早足」と「走る」の中間です。
4 呼吸法が肝腎です。
5 「只管打足」でしょうか。
単純な走り、一定の動作なので、修行みたいなものです。
けっこう、考えることが多い。 瞑想にふけります。
※ラケットボールは、スタッフのダイジくん。スカッシュは、会員のサイさんがお相手でした。
■□■□■ どんどん回数を増やす
これから夏の暑さのヤマを越えたら、もっとスロ-ジョギングの回数を増やしていきます。
歩くと走るの中間的運動なので、いわば“緩慢走”です。
緩=ゆったり。 急がない。 気負わない。
慢=漫然と。 のんびり。 ゆっくり。
できれば、1―2日に1回。 1回につき20分から30分。
実践します。
だんだん快感になってきました。
※先日(土曜日)は、スカッシュの東北選手権も開催されました。
090720mon.