愛の流刑地 [movie 7]
8月26日に掲載した、「愛の流刑地」の記事が、スパムメールを消除しようとして、誤って、本文を削除してしまいました。
同じ文章ではありませんが、復刻します。
映画の一番最初の場面が、sexシーンで始まり、ecstasyで嘱託殺人か、自殺幇助で殺害してしまうのですが、現実としてはめったにありえない設定です。
ただ、『非現実的な設定があるから、映画として楽しめる』ということがあります。 『現実に起きたら大変だ!』ということなのでしょう。
『子どものためなら、命掛け』ということなら分かりますが、育ち盛りの子どもが3人もいて、「性のためなら命を捨ててでも・・・・」という実生活は、なかなかありえないことです。
子ども3人を捨てて、性に耽溺し、そのecstasy・orgasmusで、生命も果てる。 そんなことはありうるでしょうか? 性;sex至上主義です。
「純愛映画」というより、「純性映画」と呼ぶべきです。
日本経済新聞に連載中のほうが、挿画もよかったこともあり、胸が高まったこともあります。
私も50数歳の男性としてそれなりの経験はありますが、sexのシーンで、スリップや浴衣を身にまといながらのsexは、まずありえません。不自然です。
バスロブを身につけながら入浴シーンでまとわりあうことも、まずないことです。
寺島しのぶについても、肉体美・ヌードの美しさを、より強調して欲しいという要望はあります。
でも、まあ映画としては、これだけの話題作は群を抜いたものがあります。
小説は、渡辺淳一の描くものとして、かつての「失楽園」でも、それなりに評価できるでしょう。
ただ、裁判のシーンでの女性検事(長谷川京子)の対応は、実際の裁判としては非現実的な感じです。
少し話題だけが先行し、評判がオーバーランしたかもしれません。
070826sun.