刑事法の団藤重光先生 [study]
私の学生時代、刑事法分野で最も人気があり、評価も高かった東京大学教授がいらっしゃった。 1913年にお生まれの、団藤重光先生です。
いまは、名誉教授です。肩書きは、あふれています。
刑法、刑事訴訟法では、第一人者でした。 その後、弟子の刑事法の先生方が、大活躍なさっている。
また、刑法を勉強していて何度も出てくる団藤先生のことが懐かしくなりました。
いままさに必要としている「法学の基礎;改訂版」も90歳(2003年)に出版なされ、94歳の本年(2007年)5月10日に第二版を出版されている。 驚異的な活躍としか言いようがないほどです。 94歳にして、「現役」なのです。
「刑法総論」(1990年第3版・2006年その8刷)を出版されておられるのです。 そこで、Amazonから、購入いたしました。
いま、「刑事訴訟法」も改訂中ということで、学問への情熱と真摯さには、ただただ頭が下がります。
エッセイも執筆され、「わが心の旅路」(1986年)、「新装版;この一筋につながる」(2006年)などがあります。 拝読させていただきました。
94歳で活躍される団藤重光先生に、心から敬意を表しつつ、刑法・刑事訴訟法のテキストは座右に置かせていただき、ときに参考書として利用させていただきます。
070912tue.
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