この女性はスゴイ! 偉人だ。
「この女性はスゴイ! 偉人だ」と、体を揺さぶられるほどの感銘を受けました。
弁護士の大平光代さんです。
紆余曲折の後、苦労して弁護士になり、大阪市の助役もこなし、40歳で再婚・出産なさいました。
弁護士(司法試験合格)になる前、猛勉強して、「宅建」・「司法書士」も取得されています。
彼女の本(著書)は、3冊とも読んでいます。
先日、購入した「婦人公論」の彼女の記事を読んで、「この女性は偉大だ」と思い知らされました。
弁護士と結婚して、妊娠されたとのことです。
しかし、子宮筋腫が発見され緊急手術で出産した。
帝王切開で、体重2854gの女の赤ちゃんが産まれました。
1ケ月早かったとはいえ、未熟児ではありません。
ちなみに、我が子ターくんが2930g・先妻の長男が3626g、二男が3198gでした。
お子さんは、ダウン症でした。さらに、肺高血圧症・心臓病・白血病との診断もされました。
「たとえどんなに重い障害を抱えたとしても精一杯育てんと」と、それにご主人の弁護士も賛意されたそうです。
「十分に愛情は注ぐけれど、生きていくうえで必要なしつけについては厳しく教えていくつもりです」とのこと。
「いのちの選別はできない」と、そして「自分の時間はまったく取れません。でも悠(名前)に話しかけ、二人で笑いあうことの幸せは何物にも代えがたい。悠ちゃん、生まれてきてくれてありがとう――心からそう思っています」
言葉では表現できない、母として・女性としての人間的愛と強さです。
なにか、偉大なものを覚えます。
心が、震えるほどです。
070505sat.
—–