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家族の絆と覇権.



Posted in く・ぶろぐ (旧) blog before by kubox on the 6月 18th, 2006

「家族で昼食をどうするか?」という問題にぶつかったとき、誰が決定権を持っているかというと、我が家では、小学生の子供です。外出する際の、『まだか、まだか!』と騒ぎ出す牽引車も、そうです。
たとえば、「昼飯どうする?」と、妻と話していて、いつくかの案が出されます。第一案は出前、そこで出前なら中華系か・和食系か。私は、ピザやパスタは嫌です。妻と大学生の子は大喜びとなります。第二案は自宅で妻が作ることにしようとか、第三案は残り物を片付けるとか、第四案は外に食べに行く、などなどです。

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今日の昼ご飯は、結局近くの生協のレストランとなりました。『ぼくは、コーパルがいい。ラーメンとドリンクがいい』とのことで、仕方なく私も妻もつき合います。

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昨日も、3人で出かけたスポーツクラブのあとは、昼食は子供の主張がとおり、“うーどんどん”で「うどん」でした。わざわざ、仙台駅近くの商業ビルまで行く始末です。

その傾向は、だんだん、昼食だけの問題ではありません。テレビのチャンネル権・自動車で移動するときのMD・CDをかける権利など、家庭の各方面に影響を与えます。

大学生の子は、まったく生活サイクルが異なっています。我が家では、異星人みたいなところがあります。大学の授業と部活(ロックバンド)、そしてアルバイト(進学塾)・趣味(つり;fishing)です。
つり;fishingとはいっても、早朝や深夜に石巻市渡波までも行くことがあります。雄勝半島までも行きます。泉区の湖沼までならいいけれど、心配することも何度かありました。
たまに、この大学生が話しかけてきます。中身は99%同じです。「おやじ、お金をくれ~っ」です。ほかに言うことはないのか! 父の日も無視沈黙しておきながら・・・。まったくもう、「早く卒業して、独立しろー」と、言いたくなります。

我が家の覇権;hegemonyを、小学生なんぞに奪われてはたいへんです。父親の沽券にかかわります。とはいっても、家族の絆が一番です。円満な家庭がいい。
そういえば、私の生きるエネルギーも、彼から貰っています。
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