落ち込んだとき・・・
よく心理学の古典的学説で、クレッチュマーやシェルドンの気質3類型論が云われます。
ドイツのクレッチュマーは、循環気質(躁鬱気質)・てんかん気質(几帳面質)・分裂気質(神経質気質)と分けました。
アメリカのシェルドンは、肥満型(内蔵型)・筋骨型(闘士型)・やせ型(緊張型)に分けました。
あくまで、基本的な気質分類です。あの愚かしい血液型性格論とは、まったく違います。
私の場合、もちろん普通の人もそうですが、「混合型」が一般的です。
ただ、几帳面なところと神経質なところで、生活上弊害のある点はかなり克服しました。
克服できないでいる気質は~神経面といっていいのでしょう~躁鬱気質です。とくに、時に鬱
症状が出ます。ストレス性が原因で、気持ちがかなり落ち込んでしまうことが、しばしばあります。
これに、『神経性頭痛』が、伴います。MRI・CTスキャン・レントゲンの結果は、脳内器質的に「異常なし」です。
これには、先日もサプリメント“セントジョーンズワート”も試してみましたが、効果ありませんでした。なんといっても、まず休養・スポーツが一番です。顕著な効果が出ます。あとは、読書です。
多々元気の出る好きな本があります。その中でも、このところ、落ち込んだとき池田晶子の哲学系のエッセイで、救われています。
いきなり、「考える日々~悩むな!」・「睥睨(へいげい)するヘーゲル~自分で考えなさい!」・「人生のほんとう~大事なことを正しく考えれば、惑わされない、迷わない」・「考える日々 Ⅲ~元気を出せ!」etc,・・・という題名で読者に挑戦してきます。
読みながら、振り回されます。ところが、なぜか、本当に「生きる勇気」がわいて来るのです。不思議です。
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