齋藤孝の「ガツンと一発」シリーズ.
この「ガツンと一発」シリーズを5冊読んでいます。齋藤孝の主張に、程よく傾倒しています。
このシリーズは、むしろ小学校高学年向けかと存じます。でも、中学生、高校低学年にも、十分読むに耐えられるものだと思われます。また、大人でも読んでいて面白いのです。
シリーズ発刊にあたって、「生きていくうえで大切だと思うことを、子供たちに向かってはっきりと、言葉に出して強く言う。~(中略)~少し耳の痛いことも、ガツンとはっきり言う。これは親の仕事であり、大人全体の責任だと思っています」と、明言しています。
彼自身、法学部を出て、教育学の大学院で学び、「32歳に大学講師の職を得るまで厳しい10年でした」と、語っています。「ただ志だけは日本一高いと思っていたあの時期に、一生研究を続けていくエネルギーを蓄えられた」と、10年間のいわば『下積み』生活を振り返っています。
かなりの多作家です、次から次へと本を出版していきます。もちろん子供向けの本は少ない。一般書として、大人にとって啓蒙される文献が多々あります。
むしろ、そのような出版物を大いに紹介したいものです。ただ、とりあえず『子供向け』といいながら、『大人が読んでも大いに価値あり』といえる本を紹介してみました。
私個人としては、自分自身にとってもタメになりましたし、我が子との関係をつくっていくことにも、たいへん参考になりました。
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