究極の家族愛を描いた作品(映画).
究極の家族愛を描いた作品(映画)です。実話をもとにしたものです。そのせいか、感動もひとしおです。
アイオワ州の小さな町オタムワに生まれた彼女;ルシル・フレイは、1955年に愛する子どもたちと夫をのこして、乳癌でこの世を去ります。
10人もの子どもを持っていながら、癌で余命いくばくもない母親の最後の努力を描いています。
愛する夫との間に、貧困ながら10人もの子どもをもうけました。10人の子ども一人ひとりをそれなりに愛しています。貧しいながらも、楽しい子どもたちとの生活でした。
しかし、夫は痛風がひどく失職続きで、アルコール依存におぼれてしまうのです。
そして、自分(ルシル・フレイ)に乳癌が襲います。手術の甲斐なく、癌は転移し命がおびやかされる事態にいたります。
彼女が必死で打った手は、10人の子どもたちを「信頼できる子どものいない夫婦」に養子に出すことでした。
※癌(がん)の転移と不治を告げられます。
※養子に出した10人の子どもたちの幻覚を見ます。そしてその直後、天国に召される運命となります。
アン・マーグレット最高の演技、最高の作品です。子どもは、家族にとってはもちろんのこと、社会全体の宝物(者)なのです。
涙腺のゆるい方は、バスタオルを準備してから観てください。
※10人の子どもたちと、里親にみとられた納棺です。夫は、離れたところで、寂しげに見送ります。
※てんかんの病気を持った子は施設に入っていたのです。でも、理解ある夫妻により、一番仲良しの兄弟とともに無事、養子縁組が決まります。施設担当者と長姉が見送るシーンで物語は幕をおろします。
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