頭のよい子~part3
天才の伝記・天才論より、はるかに面白い雑誌記事との出逢いでした。
●“ディベート甲子園 ベストディベーター”愛知・東海中学3年の月井祥太くんです。
「5人家族で話し合えば楽しいことは5倍に、辛いことは5分の1に。これが月井家のルール」。
「何でも家族で話し合う~というのがこの家のルールだ」と記されています。
「祥太くんの夢は果てしなく広がる。彼が将来、どんな道に進もうと、振り返ればその原点が『家族の語らいが絶えることのない明るいリビング』であることは間違いない」というのです。
●“国連作文コンテスト 外務大臣賞”佐賀・東明館中学3年 梶原久扇子(くみこ)さん。
「父の考えで、寝るのは1階。ここ勉強部屋はシンプルに、弟と共有で使っている」とあります。
最近読んだおすすめの本は、「世界を見る眼が換わる50の事実」(ジェシカ・ウィリアムズ著 酒井泰介訳 草思社刊)を取り出したとのこと。それ以外にも、かなりの読書家のようです。
得意科目・好きな科目は数学という点も、面白い。
●“全国少年少女囲碁大会 中学生の部 優勝”大分・岩田中学1年 日野立誠くん。
「机はあと1年半、1階のオープンスペースにある」。軟式野球部で部活もしているのです。
「1階のLDKと和室の間にあるちょっとしたスペースに、ごく普通の学習机がおいてある。
その場所は、居間や食堂と一続きになっている。扉などなく、完全にオープンだ」・「両親は、ともに医師で忙しい身だけれど、夜や週末には居間に家族が集まりそれぞれが思い思いのことをして過ごす。そんな団欒のひとときを大事にしてきた」というのです。
●野依科学奨励賞 連続受賞の発明家”富山・富山市立奥田北小学校6年 山本良太くん。
「閃いたときにはすぐに製作できるように部屋にいつも出しっぱなし」・「隣に続く4畳ほどの寝室にはベッドのほか、友達と遊ぶときだけ使うカードゲームやコミックスがズラリ。必然的に宿題は台所のテーブルを使っている」。
お母さんの発言は、「私の親が教育熱心で、勉強だけの子ども時代だったので、良太にはいろいろなことをやらせてあげたいと思いました。科学館・児童文化センター・動物園などを連れまわし、私のほうが楽しくなってきました」とのことです。
こちらまで、楽しくなってきそうです。
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