松井著「商業登記ハンドブック」を蛭町講師が解説。[7,19.sat.]
平成18年5月の会社法・商法の大改正に伴い、商業登記法も大改正になりました。
その商業登記法の解説書が、それなりに少なからず出版されました。
そんな多数の出版物の中でも、群を抜いているものが 松井信憲(のぶかず)著 「商業登記ハンドブック」 です。
その名著を、司法書士試験受験界のカリスマ講師 蛭町(ひるまち)浩氏が解説してくださるというのです。
いわば、『ヨダレの出るような旨い話し』なのです。
松井信憲先生は、いまは法務省を離れ、弁護士になられています。
ただ、会社法改正の作業中枢において、法務省 民事局 商事課(平成15年4月~平成19年3月)のスタッフでは、重要なメンバーでした。
彼自身、この著書のはしがきで・・・、
「商事課を離れるに当たり振り返ってみると・・・(中略)・・・原田晃治 法務省 大臣官房 審議官の熱意とご指導によるものであり・・・(中略)・・・本書は、遅ればせながら同審議官に対する私のレポートのようなもの」 と、したためられておられます。
会社法において、改正時点では 法務省 大臣官房 参事官 相澤哲氏と法文を具現化した郡谷大輔氏が有名です。
郡谷氏による法文は、日本語の文言として、限界の表現による法文化と言われました。
松井氏(当時 法務省民事局付け)と松本真 法務省民事局付け検事が、東北学院大学で講義をしてくださいました。 すごい完璧な講義でした。 さすが、直接、会社法を法文化した方がただと感激しました。
主題に戻ります。 今回の講義は、東北ブロック司法書士会の研修会でした。
会場は、山形市の駅前メトロポリタンホテル4階会議室です。
東北から、およそ220名の司法書士が集まりました。 宮城県会からは、50数名です。
※山形自動車道、メトロポリタン山形、山形駅。
テーマは、「松井信憲著 商業登記ハンドブック を読む」。講師が、前述の蛭町浩先生です。 司法書士ですが、法学館 伊藤塾の講師で、他の大学の講師もなさっておられます。
午前中75分間、午後は休憩を除いて3時間15分です。 計270分(4時間半)でした。
有意義な講義でした。
私は、講義修了後、仙台で会合(夕方6時から)があったので、高速道路で戻りました。
※かつて当職事務所で研修していた司法書士のタンジくんと奥様(福島県会)にお会いできました。 奥様は、ご懐妊中です。なぜか、タンジくんとサワヤマくんは仲良しです。 私とのツーショットですと、ソッポを向けています。 誤解を怖れず評するなら、タンジくんは女性ではサトヨさん、同性ではサワヤマちゃんを愛しているのでしょう。
080719sat.