“日本拳法・徒手格闘”30周年記念祝賀会.[7.19.sat.]
“日本拳法・徒手格闘”宮城県大会の30周年記念祝賀会が、執り行われました。
会場は、ホテル仙台プラザでした。
仙台では、日本拳法・徒手格闘は、実質的に、日本拳法東北連盟師範 服部正巳氏と、日本拳法東北連盟理事長 福田敏夫氏らが、自衛隊と連携して支えてきました。
今後は、自衛隊においても、民間においても、より盛んな格闘技になっていくことでしょう。
日本拳法・徒手格闘は、いま自衛隊の 「素手による最終の格闘術」 として、取り入れられつつあります。
※親しくさせていただいている福田敏夫先生(健康科学大学 部長)と福冨哲也先生(民事訴訟法;東北福祉大学 法務室長)。
以前は、自衛隊は旧日本軍からの銃剣道が主流でした。
しかし、世界一流のアメリカ軍、ロシア軍は、武器がなくなって最終的に敵軍と相対したとき、素手により戦うマーシャルアーツを長年身につけています。
ヨーロッパの主要国の軍人・軍隊も同じです。
日本だけ、なぜか銃剣道です。 古い、古過ぎます。
大道塾 空道のように、空手道と柔道・サブミッション(関節技・締め技)などをコラボレーション(合作)して、戦う術(すべ)を体得しておくべきです。
だから、これからは日本拳法・徒手格闘・大道塾空道のような、実践型・実戦型の格闘技を基本的に身につけておくべきです。
ただ、練習の段階から、無防備では危険です。 怪我・故障だらけになってしまいます。
普段は、しっかりと防具・プロテクターをして、練習と試合をしなくてはなりません。
※会場で写された日本拳法・徒手格闘の試合風景。 そうそうたる参列者名簿。
私も、自衛隊に日本拳法・徒手格闘を正規に取り入れることに大賛成です。
また、一般論として、『 空手道なども、実質は「寸止め」から「フルコンタクト」に変遷・進化していくべきだ』と、考えます。
ただ、練習・試合・競技などにおける 『競技者・選手の安全性を、どのように高めていくか? 防具改良・プロテクターの質の向上等々をいかに改善していくか?』 が、重要な問題です。
本番で戦えないものでは、格闘技というより、単純なスポーツです。
スポーツならスポーツとして残して続けていくことには反対しません。
しかし、究極の緊急時における格闘技は、『身を守る』・『愛するものを守る』・『友人知己の窮地を救う』など、必要不可欠のものと思慮しています。
※受付の一景。会場となったホテル仙台プラザ。
080719sun.