触発しあう、男と女。[8.2.sat.]
ATES;アテス(阪急コミュニケーションズ刊)という雑誌があります。
先月号の特集記事に、「触発しあう、男と女~ジョンとヨーコのように」とありました。
さりげなく購入して、たまに開いてみていたのです。
※「理想のカップル」って何なのか!? 定義はあるのでしょうか。
「理想のカップル、新旧36組」ともあります。
故ジョン・レノンとオノ・ヨーコが、理想的カップルだったかどうかは、いろんな意見が出るかもしれません。 それは、別論として、同性同士もそうなのでしょうが、男女が触発しあう関係というのは、人類と文明の進歩する一つの大きな条件でしょう。
「触発」=なんらかの刺激を与えて、行動の意欲を起こさせること。と、辞書には定義されています。 「切磋琢磨」という概念に近いのでしょう。
※レノンとヨーコよりも、いい関係だと思える、左から順に・・・川井郁子(ヴァイオリニスト)・高柳広(医学博士)、 鳩山由紀夫ご夫妻、 新井満(作家)・新井紀子(随筆家)、 長崎俊一(映画監督)・矢沢由美(脚本家)、 椎名英三・椎名祐子(ともに建築家)、 鮎川誠・シーナ(ともにミュージシャン)。
卑近な例で、私と配偶者は、婚姻して10年以上になり、子どもも順調に育ってくれています。
ただし、この雑誌でいう“カップル”は、『婚姻関係にある男女』には限らないのでしょう。
ただ、我が家の場合、一応婚姻関係を自然に継続していて、あまり「触発」とか「切磋琢磨」という事態は感じられません。「 いいことなのか? 逆なのか?」は、分かりませんが・・・。
我が家は、お互い『空気のような関係』です。婚姻関係を、強く認識させられるものは「子ども」だけかもしれません。 彼は、まさしく“かすがい”です。
毎日ではないのですが、当職の事務所の仕事も手伝っています。ですが、ビジネスパートナーというほど、大袈裟でもないのです。
話しを元に戻します。
「触発しあう、男と女」というのは、うらやましい限りです。 嫉妬・羨望してしまいます。
ですが、『ウチは、ウチ』です。
「触発しあう」・「切磋琢磨できる」、男と女に憧れます。
ただ、いつの時代も「男と女」って、永遠のテーマ(課題・公案)ともいえないことはないのですが・・・。
「触発」にしても、「切磋琢磨」にしても、異性・同性を問わず、仲のいいことはベストです。
080802sat.