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ユーモラスで涙のある映画“やわらかい手” [9.25.wed.]



Posted in 日記;diary by kubox on the 9月 26th, 2008

9月中旬からの連休を利用して、数作の映画を観ました。 Amazonから購入したものです。
そのうちの1作、「やわらかい手」の紹介と推薦です。 初めは、単純に好奇心で購入しました。
障壁を隔てて、男性のpenisをmasturbateするというちょっときわどい物語のサワリです。老女の手が「神の手;ゴッドハンド」で、男性に列をつくらせるほどの人気になります。
理由は、老女の孫が、ロンドンにいて難病になり、メルボルン(オーストラリア)で特別の手術を受けないと死んでしまう。 その手術資金つくりに、彼女が偶然に選んだ仕事なのです。手術には、6000ポンド(600万円ほどか?)必要です。
子どもの両親には、そんな大金はありません。彼(孫)を救うために、祖母は風俗店で働くのです。

たしか10年ほど前、日本(大阪か東京)でも、実際にこういう風俗店があることを、テレビや雑誌に紹介されていました。 その後、日本ではこういう風俗店は繁盛しなくなり、衰退したようです。
「イギリスにも、こういう風俗店があるんだ」と、少々驚きました。

まあ個人的な主観はともかく、映画の物語はこのような彼女(祖母)の手;ゴッドハンドで、お金を作ることができたのです。
息子(孫の父)から、「売春婦!」とののしられ、友人の女性(高齢の方々)たちからコケにされ笑いものになっても、孫のために励むのです。

お金ができて、手術ができるようになったとき、観ていてホッとしました。

このとき、子どもの母(嫁)は、祖母を責める夫(病気の子どもの父親)に言うのです。
『親は、子どものためなら自分の命でも差し出せるわ。お母さん(姑)は、身を挺して私たちの子どものために働いてお金を作ってくれたのよ』と・・・。
ここで、観ていた私は、ドッと涙があふれてきました。

そのとおりです。 『我が子の命を救えるのなら、自分の命と交換してもいい』
これが自然な親心です。

悪いことをして、金策したのではないのです。 たまたま見つけることができたセクシャルサービスで、男性客の評判になり、経営者から評価され、お金を前借りできたのです。

そういうユーモラスな物語の背景設定と、ちょっときわどい金策のための労働と、急を要する子どもの救命のための手術という、面白いプロット(筋書き・物語の展開)でした。

ジャケットの裏にも、「世界中が大絶賛」とあります。 いままでになかったタイプの家族愛映画です。
H系の映画ではなかったのです。
家族でも、夫婦でも、恋人同士でも、大いに一見の価値ある作品です。

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080925&26 wed.thu.

やわらかい手 スペシャル・エディション

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