仙台 司法書士 久保徳高 く・ぶろぐ~ blog & HomePage


「日弁連法学検定試験;11月18日」があります。[study memo 5]



Posted in 日記;diary by kubox on the 8月 6th, 2007

財団法人 日弁連 法務研究財団(JLF)という団体と、社団法人 商事法務研究会が、共催して、11月に「法学検定試験」を実施します。

070805-kitz-takara-023.jpg 070805-kitz-takara-024.jpg 070805-kitz-takara-025.jpg ※法学検定試験の受験募集要項です。

日弁連 法務研究財団;JLFは、理事長が民事訴訟法の泰斗で、東京大学名誉教授の 新堂幸司 先生です。

新堂先生は、今日の司法制度改革の旗頭です。

4年前にとり入れた、日本版ロースクール;法科大学院構想も、彼が中心だったといわれています。

4級・3級・2級とあります。

070805-kitz-takara-029.jpg 070805-kitz-takara-027.jpg ※昨年の3級と2級の問題集です。昨年も、時間があれば受験しようと思っていました。昨年は、公私ともに多忙でムリでした。

私は、「まず、法律学の復習を兼ねて、あまり負担のない3級にしようか?」、あるいは、「できるだけ時間を創って、2級でいこうか?」と、迷っています。

同時受験も可能かどうか、調べてみます。

3級は、4つのコースがあります。 「一般コース」・「司法コース」・「行政コース」・「企業コース」です。

私は、法学と、基本3科目(民法・憲法・刑法)の『一般コース』です。

2級を受験となると、法学・民法・憲法・刑法・商法・民事訴訟法の『総合コース』の選択です。

「法学」という基本科目は、大学卒業以来この30年以上勉強していません。

名著「法学入門」三ケ月章先生(東京大学名誉教授;民事訴訟法)の本を20-30ページ読みました。

感動の著述です。

070805-kitz-takara-037.jpg 070805-kitz-takara-031.jpg 070805-kitz-takara-033.jpg 070805-kitz-takara-032.jpg

※三ケ月さんの感動的名著「法学入門」です。『はしがき』も『目次』も、読者を惹きつけます。 この本は、じつは昭和57年(1982年)3月15日の初版本です。

名著は、年月を超越しています。

070805-kitz-takara-036.jpg 070805-kitz-takara-035.jpg ※三ケ月章先生の、「民事訴訟法」と「民事執行法」のテキストです。 不朽の名著なのです。

070805-kitz-takara-034.jpg ※「一法学徒の歩み」という、自伝的エッセイも出版されています。

 

この2日間は、時間的に余裕があったので、少しずつ会社法・民法・刑法もまわしました。

会社法は、葉玉や匡美ス(はだま やすみ)先生の「新・会社法100問」です。

また、「会社法の『見えざる構造』」という神田秀樹(東京大学大学院教授)と相澤哲(法務省大臣官房参事官)の対談です。

070806-kaisyahou-002.jpg 070806-kaisyahou-003.jpg 070806-kaisyahou-004.jpg 070806-kaisyahou-001.jpg

※条文の記述は、日本語として「限界」の表現だったといわれる『新 会社法』です。条文数は978条あります。

民法は、問題集とテキストを少々、というところでした。

刑法は、山口厚先生の「刑法;CRIMINL LAW」から出発です。

10月21日は「宅建」の試験もあるので、時間があれば受験します。

受験する以上、合格します。

周囲の環境も落ち着いてきました。 そろそろ人生最期で最後の自身の目標に突入です。 「挑戦の秋」です。

この挑戦は、来年まで続くと思われます。

070805sun. 57y.4m.4d.

 

実務の「会社法」マニュアルとして最適~その2



Posted in く・ぶろぐ (旧) blog before by kubox on the 9月 8th, 2006

相澤哲(法務省大臣官房参事官)・葉玉匡美(法務民事局付検事)・郡谷大輔(前法務省民事局付)の3氏による編著「論点解説 新・会社法~千問の道標」が、6月上旬に出版されました。

画像

「新 会社法」の著作として、かなりの、優れものです。
スーパー司法書士 内藤卓さん(京都会)も、高い評価をさされています。

※「会社法」の定期刊行物(第一法規)に掲載された相澤哲先生.

画像

以下の文面が、6月9日に、私に送ってくださった(メーリング・ネット)内藤卓先生のメールです。
《 相澤哲ほか編著「論点解説 新・会社法」(商事法務)

ご承知の方も多いと思いますが、法務省民事局参事官室による会社法の最新の解説書であり、1000問のQ&A形式です。

都市部では既に入手可能ですが、全国的には6月14日(水)あたりから出回るようです。

会社法の解釈については、今後本書がバイブルとして依拠されることが多いと思われますので、ご活用をお奨めします。

     司法書士 内藤 卓(ないとう・たかし) 》

内藤卓先生は、文字通り“スーパー司法書士”と呼べるにふさわしい、優秀な司法書士です。
彼のblogから、頻繁に法律関係のコメントや情報を、いただいております。

※法施行前、昨年(平成絵17年)の夏に出版された相澤哲先生の「一問一答 新・会社法」.

画像

—–

実務の「会社法」マニュアルとして最適~その2 はコメントを受け付けていません

江頭さんの「株式会社法」



Posted in く・ぶろぐ (旧) blog before by kubox on the 9月 7th, 2006

「商法」という法律が、明治39年(1899年)制定以来、大きな体系の組替えと大掛かりの法改正はありませんでした。法改正自体は、何度もありました。

新たな「会社法」として、平成17年(2005年)6月29日第162回国会において成立し、同年7月26日公布されました。そして、本年(平成18年;2006年)5月1日に、「新 会社法」は施行されました。
「商法は、会社関係法が抜け出した形で、残りました。

画像

この改正経緯は、法制審議会(平成絵17年2月)→閣議決定→会社法部会→国会の小委員会などがありました。
立法担当者の実質的リーダーは、学会側は、江頭憲治郎 東京大学教授と法務省側は、相沢哲 法務省大臣官房参事官です。

5月以来、かなり混乱していた実務の現場もようやく落ち着きつつあります。

それを象徴するかのように、9月上旬に、江頭憲治郎著「株式会社法」(有斐閣)が出版されました。
本文893ページ(なぜか縦書き)、979条ある会社法のうち『株式会社』を説述されています。「さあ、何日間で読み通せるか !?」という勝負です。読者にして実務家に与えられた使命なのでしょう。

画像

江頭教授は、その著の「はしがき」で『本書は、会社の法務担当者・法曹実務家など、仕事で会社法に携わる実務家が日常に参照することを主に想定した体系書である』と述べておられます。

まず一読、そして実務における活用が、江頭先生の薫陶をいただこうと志す者の責務でしょう。江頭先生!このような良書を著述・刊行していただき、ありがとうございました。

先般、発刊された相澤哲・葉玉匡美・郡谷大輔の3氏編著による「論点解説 新・会社法」(商事法務)と並んで、この2冊が、実務のバイブルとなるでしょう。

 
—–

江頭さんの「株式会社法」 はコメントを受け付けていません