今野東さんと文園さんの来訪。
昨日の午後、今野東さんがフラッと当職の事務所においでになりました。
前の衆議院議員で、志の高い方です。
かつ“東方落語・民話寄席”もなさり、私も個人的に親しくさせていただいております。
2月22日にパーティ「新春の集い;新年会」(会場;仙台エクセルホテル東急)の案内などの用件でした。
来賓に、衆議院議員で弁理士の菅直人さんかノブ子夫人が、おいでになるとのことでした。
菅直人特許事務所(弁理士は、特許・意匠・商標・実用新案など工業所有権です)と、当職の司法書士事務所は提携しています。
ちょうど、友人の文園さんが相談事でお見えになったので、相談事は後回しで3人で盛り上がりました。
肝心の文園さんの写真を撮ることを失念してしました。
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ふぐ(河豚)料理に舌鼓(したつづみ).
過日(1月22日)が、恒例の東西会(とんしゃんかい)の新年会でした。
新年会担当(輪番)が選んだお店は、ふぐ料理のお店でした。
ふぐ料理を食べたことは、かなり前です。あまり記憶にありません。
東京で、目上の方にご馳走になって以来のことです。
この日は、ふぐ料理づくしでした。
刺身はもちろん。上の皮・下の皮、お吸い物、ひれ酒、鍋や寒天で包んだふぐなどなど・・・。
仙台では、ふぐ料理のお店は少ないのです。
南町通り、IKIビル地下の“ヤマト”というお店でした。
予約のあった分、山口県下関市の仕入先から仕込むそうです。
この日の夜会は、文字通り「ふぐ料理に舌鼓(したつづみ)を打った」と形容できます。
こういう会の企画でもなければ、行く機会のないお店・料理でした。
070122mon.
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足を洗ったはずなのに・・・。
足を洗ったはずなのに・・・。
またまた、宮城県司法書士会の理事にさせられそうです。
先週、司法書士会仙台中支部の会議がありました。
来月16日の「仙台中支部総会で、議長を務めてくれ」との依頼があったのです。
それだけならまだかまいません。
「次期、理事(支部推薦が1名必要)になってくれ!」との、袋叩きにも等しい要請にあいました。必死で拒んだのですが、周りは友人の司法書士だらけです。
※会議後の、飲み会。
以前、委員2期(4年)、理事2期(4年)、常任理事2期(4年)、広報部長2期(4年)、仙台中支部長1期(2年)、相談役1期(2年)です。
かつて、広報部長をやめる際に、「総務部長をしないか?」・「副会長にならないか?」、はては、「会長にならないか?」まで声をかけられました。
「もう勘弁してくれ!!」と、強力に固辞して、今は落ち着いていました。
今回、罠にはまってしまったのかもしれません。
どうしよう!? 困ったなあ~っ。
070117wed.
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執行猶予3年でした。
●先般、保釈になった知人の判決ですが、去る1月15日午前9時45分に判決がでました。
拘置所には、2ケ月間入っていました。
「被告人を懲役1年6月に処する。ただし、刑の執行を3年間猶予する。」でした。
検察官の求刑が2年だったので、減刑のうえで執行猶予付きです。
※仙台地方裁判所内。法廷内は撮影禁止です。
●弁護士が、「執行猶予付きのとき、減刑しないことが多いんだよな。おれも、初めヒヤッとしたよ」とエレベータで降りるとき、私に話してくださいました。
判決後まもなく、元被告人の知人に会って「3年間は(執行猶予なので)くれぐれも気をつけてくださいよ!」と念押ししました。しかし、本人は、「はい!30年、300年がんばります」と言って、『執行猶予』の意味を理解してくれませんでした。
あとで、本人が落ち着いてからゆっくり「執行猶予」の説明をしました。
「3年間は、『執行猶予取消しによる収監』の可能性があるから注意してください」と、詳しく説明して分かっていただきました。
ただ、仕事を再開できること。社会に復帰できること。ご家族~奥様・お母様・お兄様~が、たいへん喜んでくださったので、本人もことのほか嬉しかった様子です。
私の苦労もむくわれた想いです。
●もう1件、知人が「和姦」なのにもかかわえあず、「強姦」で起訴され、公判中です。
婦人科・整形外科の診断書など一切ナシ。目撃者もナシ。
あるのは、被害者だと主張する女性の証言だけです。
弁護士に委任して、周辺のサポートをしています。
●周防正行監督の、「それでもボクはやっていない」をヂでいっています。
妹さんがたいへん心配なさっています。
「強姦」は、執行猶予がつきません。
男性は、女性に色気(性欲)を感じ行動に移す際は、くれぐれもご注意が必要です。
周防監督もこの問題に注目したのは、刑事司法のあり方です。
警察=検察のシナリオが先行・優先する傾向がきわめて強いのです。
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重度障害者療養所へ、2日間にわたる訪問でした。
●仙台市の北西に位置する「独立行政法人」に2日間にわたり行ってきました。
かつて、法律が変わる以前は、「国立療養所;病院」でした。
成年後見人としての職務です。
●昨年(平成18年)秋の、仙台市による『成年後見の集団申立て』において、私がお一人の重度心身障害者の方の成年後見人として、仙台家庭裁判所から選任されました。
一昨日(1月17日)は療育室長およびご本人(被後見人)との面談です。1時間くらいで済みました。
昨日(18日)は、各種の契約行為でした。2時間ほどかかりました。企画課の担当の女性事務員2名と、児童指導員Yさん(臨床発達心理士)と、前日お会いした療育室長の4名が対応してくださいました。
●「療育」なのです。普段なじみのない概念です。
「教育」でもない。「治療」でもない。「養育」でもありません。「看護」・「養護」もしくは「介護」でもない。「療育」なのです。
被後見人は、28歳になられます。
●昨年秋に、私が成年後見人に就任した方は、38歳でした。
こちらの方は、宮城県からの要請で、私が家庭裁判所から選任されました。
仙台の南にある病院にいらっしゃいます。
お二人とも、固定病状なので、回復の見込みはきわめて稀薄です。
●成年後見制度前から、七十年安保闘争に始まる、大学紛争・学生運動・市民運動・社会活動など、障害者差別問題などとはそれなりに関わってきたつもりです。
しかし、現実に職務として、重度の方の実務を肌で感じるとき、自分の蒙昧さ・未熟さ・非力さ等々を痛感します。
「たいへんに、つらい!」というのが本音です。
成年後見事件のあった日は、疲労からか、眠っても眠っても疲れが残ります。
●認知症高齢者の成年後見は、かなり慣れました。
我が家にも1人(87歳)いるせいもあります。
精神障害と知的障害は、自分では意識していないつもりでも、すごい精神・神経・肉体の疲労があります。翌日にその疲労度がわかります。疲れを引きずっています。
まだまだ、浅学菲才だからでしょう。
ついつい宗教的な本(五木寛之・禅など)や哲学的な本(池田晶子・埴谷雄高など)に眼を通し、彼ら(被後見人)に想いをはせる宵になります。
彼らのこれからの人生、過去の生活歴、「行方不明の生みの親はどうしているのだろう?」などなど、軽く飲みながらも瞼(まぶた)が濡れてきます。
070117&19
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