千の風になって~その3 [movie 5]
それを、「旧 く・ぶろぐ」に掲載しました。
NHK「千の風になって」、2007年2月18日に再放送されたものでした。
あれ以来、この木村多江の「千の風になって」にとり憑かれています。
※たとえば、同時多発テロで殺害されたWTOビルのレストランに勤務していたシェフのお嬢さんと、愛する者の「死」を語らう。
感動で、涙があふれました。 NHKの再々放送の希望を何度となくメールしました。
でも、再々放送はダメでしたが、素晴らしいDVDとなって、入手できました。 私の宝物の1枚です。
木村多江は、21歳の時、お父さんをなくされました。
彼女は、このときの放送でもDVDでも、こう語っていました。 印象的なフレーズです。
「『死んだ人が風になる』とは、どういうことなのでしょうか? 私は、15年前に父を亡くしました。 そして、いまでもその悲しみをかかえて生きています。
生きるって普通のことのようだけど、どれだけ死ぬほうが楽かと思っていた。 生きることのほうが、ずっと辛かった」と・・・。
私も生い立ちは異なりますが、虐待を受けて育ったので、同じ想いです。
「どれだけ、死ぬほうが楽か!?」です。
余談ですが、彼女は2005年6月に結婚なさいました。そして、この度、めでたくご懐妊とのニュースが入ってきています。確実に生きていることの幸せを、勝ちとって生き続けてほしいと祈念しています。
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千の風になって~その2 [diary]
「千の風になって」は、絵本も出版されました。
絵画もよく、内容的にも申し分ありません。
今年の5月23日、帰宅途中、丸善で購入した「絵本;千の風になって」(理論社刊)を購入して、少しく心が癒されました。
2001年9月11日『ニューヨーク同時多発テロ』で亡くなったクラークさんの娘ブリッタニーさん(111歳)が、1年後の追悼集会でこの詩を朗読しました。
1995年24歳のイギリス軍兵士ステファン青年がIRA(アイルランド共和軍)テロの犠牲になって逝去した彼の両親への遺品としての手紙にも、この詩が書かれていたそうです。
そのほかにも、この詩は世界各地で読まれて、詠われています。
マオリ、アボリジニ、アイヌ、ケルトなどの民族にも、アニミズム(生物以外にも、霊魂が宿っているという思想)のように、この詩がそれぞれに類似した詩として詠いつがれています。
アメリカ先住民族ナホバの伝説も著されています。
秋には光になって畑にふりそそぐ
冬にはダイヤのようにきらめく雪になる。
朝は鳥になってあなたを目ざめさせる
夜は星になってあなたを見守る。
千の風に 千の風になって あの大きな空を吹きわたっています
死者への悼みとともに、「生きていくことの大切さ」を諭されているようです。
本の帯(おび)にあるように、“いのちの詩”です。
また、帯に“生きる勇気と希望をありがとう!”ともあります。
まさしく、そのとおりです。
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待望のDVD“千の風になって” [movie comment 4]
かつてNHKテレビで放映した“千の風になって”の木村多江 主演の番組が、ついにDVD化され、発売になりました。 発行は、NHKエンタープライズ。 販売は、ポニーキャニオンです。
この日を、首を長くして待っていました。 ほんとうに、待ち続けていました。
世界各地にある類似の「詩」を、木村多江が旅をし、インタビューをし、そして自らの想いを語ります。
涙なしには、観ることができないほど、すぐれた作品です。
何度も、NHKに再放送を要請しました。 しかし、再放送ではなく、より良いDVDとして発売になったのです。
私の「旧 ブログ;blog」でも、今年の2月18日と5月23日に関連するブログを掲載しています。
このDVDは、私の宝物の1枚になりました。 かけがえのない映像と語らいです。
時間のあるとき、この記事;blogの続編・続報をしたためます。
この詩は、言葉が、かぎりなく美しい。
※英文でも、近似する詩があります。
ジャケットの裏に書かれてある一文です。
「千の風になっては どこで生れたのか?~(中略)~木村多江が、この詩に導かれ、日本・アメリカ・イギリス・アイルランドを訪れ、愛する人を失った人たちと出会い、このルーツと軌跡をたどる感動のドキュメンタリー」。 まさに、そのとおりです。
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恒例の東西会(とんしゃんかい) [diary ‘07.8.6.tue,]
毎月恒例の東西会(とんしゃんかい)が、開催されました。
会場は、和食~主に魚介料理のお店「やまと」です。 南町通り、IKIビル地下1階にあります。
このお店は、以前にも東西会で会食したことがあります。 たしか、冬のフグ(河豚)の季節でした。 おいしいフグ料理のコースでした。
この日は、夏の季節料理です。 海の幸、魚介類が中心です。
会員14名が参加し、マジメな話し・失敗談・子供の頃の悪がき放題・ためになる話・ジョーク&ユーモア etc,に花を咲かせました。
新入会員に、『篝火の郷(かがりびのさと)秋保 緑水亭』のおかみ高橋咲子社長が入会することとなり、全員一致で承認されました。
もちろん、飲んで騒ぐだけではなく、仙台の経済動向・日本と世界の政治・金融情勢などの情報交換も、行ないました。
たいへん、勉強になります。
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七夕の宵に仕事の相談でした。[diary ‘07.8.6.mon.]
仙台七夕が、前夜祭の8月5日から始まりました。 6・7・8日の3日間です。
私は、6日の夕方、親しい友人が相談事を持って事務所に来ました。 自分のことではなく、その友人のことでした。
その友人本人がいないことには、相談と打合せになりません。 そこで、「夕食を共にしながら、相談かつ打合せをしよう」ということになりました。
夕食は、国分町の金市朗(グランパレビル2階;和食)です。 旨い海の幸が、てんこ盛りです。
※「岩牡蠣;いわがき」の写真を撮り忘れ、食べ終わってからの殻だけ写しました。
相談事の作戦と資料収集は、順調に運びました。 飲食もすみやかに済ませました。
私は、そこで帰ればよかったのに・・・。 つきあいでもう一軒、行ってしまったのです。自分の軽はずみに、自己嫌悪でした。
「調子に乗ってはいけない!」と、自重自戒の七夕の夕べになってしまいました。
二軒目は、同じビルの3階「麗tuo」という飲み屋さんです。
※ママの美しい髪飾りが、印象的です。
※グスタフ・クリムトの絵画。ホステスの豊かな胸元。本人が言うには「パット入り」とのことでした。汗疹(あせも)のある麗しの背中。誘惑に弱い自身を反省しています。
明日は、名物例会『東西会;トンシャンカイ』なので、明日の『トンシャンカイ』で、アルコールは厳しく自制します。 アルコールを飲んだ翌日は、頭が重くなり、鬱症状が出てしまうのです。 カウンセリングの医師にも指摘されていました。
「気をつけよう。暗い道と、お酒と飲みすぎに!」
それはともかく、七夕パレードはにぎやかで、華やかで、見物人・観光客も楽しそうでした。
七夕を横目にながめながら、「小泉・竹中以来の、不景気風をぶっ飛ばせ!!」という願いをこめて、打合せのお店に早足で行きました。
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