仙台 司法書士 久保徳高 く・ぶろぐ~ blog & HomePage


鬱(うつ)は、うつる(伝染)。[3.19.]



Posted in 日記;diary by kubox on the 3月 19th, 2008

昨日(3.18.火)は、ひどい頭痛と鬱症状が出て、苦しいくらいでした。
前日(月曜日)の夕方から、とだんだん鬱症状が出てきていたのです。

あまりひどいので、午後、カウンセリングを受けている精神科医に診察していただきました。

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いろいろ話していて、原因が分かりました。

月曜日に、成年後見の後見人としての、かなり重い仕事がありました。
お金にはならないことなので、ほとんどボランティアです。
重度のハンディをお持ちの被後見人が、黄疸がひどくなり、宮城野区の大病院に入院(2月21日)なさっていたのです。

その方の退院(転院)をしなければならなかったのでした。
病状は、末期のものでした(担当医の話です)。

とりあえず、前の太白区にある精神病院に戻るための、後見人としての仕事です。

前の病院では、『入院費の未納があるため人は出せない。タクシー代も出せない。後見人が再転院させてください』とのことでした。
1人ではムリですので、当職の事務所の女性スタッフに頼みこんででかけることにしました。

入院費等の未納は、被後見人の責(せめ)ではありません。
私が後見人に就任する前から、北海道の親族が本人の通帳から遣いこみしていた所為(せい)です。

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その前の週も、成年後見の重度のハンディをお持ちの型の契約更改が、たてつ続けにあったのです。
その方たちの入院なさっている病院に行き、契約更改があり、病棟への面接に行き、本人にお会いして(他の患者さんも多くおられます)・・・、ということ、および類似の仕事が、このところ4件ほど連続していたのです。

で、話は戻ります。
私の、頭痛と鬱症状です。 

アドヴァイスと診察してくださった精神科医のお話です。
「マジメにやっている人ほどなりやすい。とくに感情移入すると良くない」
「そういう仕事の中にいると、鬱はうつる(伝染)ことがある」とのことでした。

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ほかならず、その医師(精神科医)も、医師になりたての頃に、重い患者さんなどを診察して考え込むと、鬱状態に陥ったそうです。
プロの精神科医でもありうるのです。
「プロでもなるんだ。ましてド素人(しろうと)の私など、当然といえば当然なのか」と、このアドヴァイスで納得しました。 単純に元気に向いました。

「ある程度、精神的な距離をもつこと」と、「慣れるまで、感情移入には注意すること」・「仕事;ビジネスとして、割り切ること」などを指導いただきました。
医師から私に、 軽い精神安定剤を処方していただきました。

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※内科にも、診察に行きました。 被後見人の病状に関して、教えていただきたいこともあったからです。

少し風邪気味もあったので、内科医にもかかり、基本的な健康には異状がないことを診断していただきました。 風邪と鬱も関連している場合があるからです。

今日は、80%以上快復です。
今日これからが、忙しい。 いま、9時50分です。

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今週、購入した雑誌。[3.15.sat.]



Posted in 日記;diary by kubox on the 3月 16th, 2008

この1週間に、本屋さんで「衝動買い」というわけではないのですが、数冊の雑誌(定期刊行物)と単行本を購入しました。

それなりに興味のある記事があって、軽い気持ちで購入し読み流したものです。

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「婦人公論」(中央公論社 刊)は、市川海老蔵が表紙です。特集は「それでも男は必要ですか?」です。
柳美里の『2人の関係に“型”は、いらない』、
村井邦夫と音無美紀子夫妻の『これからは夫婦の時間を楽しもう』、
市川海老蔵と篠山紀信『規格外の男、けた外れの魅力』、
あとは、リニューアル10周年で林真理子が、書いていました。

それから、『愛した、書いた、祈った』瀬戸内寂聴です。
そういえば、先日、瀬戸内寂聴の『遺したい言葉』(単行本;NHK出版)を購入して、まだ読んでいませんでした。

「アエラ」(朝日新聞社 刊)は・・・
『東大卒の人生格差』・『学習院の時代錯誤』・『40代男のリアル恋愛』・『いじめは幼稚園年長さんから始まる』など、面白い内容でした。

「Family」(ダイアモンド社刊)の『頭のいい子の本棚拝見!』は、前にも『頭のいい子の生活習慣』・『学習メソッド20』などを購入して読んでいたので、連続した関心にもとづいています。

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「Tarzan」(マガジンハウス刊)は、『フィットネスクラブ200%活用術』で、まあ私の重要な生活圏としてのスポーツクラブの話です。
とくに、最近は腹筋と背筋、さらに体重(現在64㎏)が、気になっているところです。

「週刊現代」(講談社 刊)は、『ロス疑惑~28年目の告白』・『再会再編まるわかり相関図』など・・・。 週刊誌は、あまり定番なく、たまに購入します。

もちろん雑誌ではありませんが、伊藤真さんの著書も、ときに購入します。司法試験などの合格指導のカリスマです。

そのほかに・・・

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※これから、読んでみます。

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タイムリーな「SAPIO」の特集記事。[3.14.fri.]



Posted in 日記;diary by kubox on the 3月 14th, 2008

頭の痛い確定申告も、今年は3月17日までとなりました。

税金を支払うことは、国民の義務です。
日本国憲法 第30条「納税の義務」が、明記されています。
問題は、その使い途です。

今月号の雑誌「SAPIO;国際情報誌 サピオ」(小学館)の特集記事が、タイムリーです。

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※この記事は、一読の価値アリ。資料的にも意義があります。

私は、よく気軽に、雑誌を購入する癖があります。
今週購入した雑誌のうち、「SAPIO」がタメになりました。
『日本の税金~こんなに世界の非常識』という特集です。

「消費税、増税の罠」、「日本の法人税は、世界一高いのか」、「所得税の実効税率」、「日本のガソリン税は世界的にみて安いのか?」などなど。

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『小泉改革の正体は、“税制利権”の強奪だった』という、小泉元首相と竹中平蔵の国賊的正体も指摘しています。

p3130042.JPG ※この二人のコンビが、「小泉劇場」~あくまで実体のない「演劇・劇場」の主役でした。さらに、アメリカ追随で、実質的にも日本国をアメリカの属国化させました。

政府・与党・財務省・日銀まで、いい加減な国会答弁・記者会見・報道発表をしているのが分かります。

にもかかわらず、愛読紙『日本経済新聞』まで、日銀総裁に武藤氏が就任することに、あきれはてた社説(3月12日)・一面記事(3月13日)を掲載していました。

日本銀行の独立性の阻害、天下り的人事の弊害、財務省と日銀の癒着を、支持しているというあきれはてた記事です。
日本経済新聞ともあろう一流紙が、「何をか謂わんや」という、愕然たる記事内容です。
肝心のところでは、与党・政府寄りの記事しか書けないのでしょう。

愛読していた日本経済新聞の購読を、やめることにしました。
読者をバカにしている。 たんなる『世論操作』にすぎない。
読んでいて「具合の悪くなる」記事でした。

日本のプレス、とくに新聞は、「いざという時」に、与党・政府の応援団になる傾向があります。 日本のどこか、陰で世論操作の「大きな力」が動いているのでしょうか?

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人生の最後の挑戦![3.12.wed.]



Posted in study results by kubox on the 3月 12th, 2008

この世に生を受けた以上「いかに生き、いかにその生を終えるか?」は、大問題です。
できれば、精一杯に生命の燃焼をして、納得してこの世を去っていきたい。

大袈裟な話ですが、地球に生命誕生して40億年。いまこの地球に50億以上の人類がいます。
そんな遠大な話と、私のちっぽけな生存した証しの話を考えると、埴谷雄高や池田晶子の哲学の世界に入っていってしまいます。
けれども、やはり自身の卑近な大問題です。

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※今年、『時間が創れるか?』が、明暗のカギです。

私の場合、ここ数年、法科大学院;ロースクールに行くことを、夢見ていました。
もちろん、なかなか実現しません。
まず、時間がありません。
仕事~毎日、土日休日でも、お客様の都合で、受託事案の打合せが入ってきます。・
社交~お客様との付合い・銀行との会合・諸々の社交的会合・ポリティカルな会合(親しい政治家との付合いも、欠かせません)、などなどがあります。

仕事でも、当職事務所の経営的問題、人事の問題、司法書士会の問題など、いろいろ面倒な問題に巻き込まれることがあります。

公的には、勾当台ハイツ(120戸;110世帯)の管理組合法人理事長の職に、やむをえず就かざるを得なくなってしまっています。毎日、けっこう多忙です。
町内会の会長みたいなものでしょう。

さらに、家族のこと~老母の認知症・父として子どもとの交流・先妻の子の進学問題・家計の心配・住宅ローンetc,。

でも、言い訳していても、一歩も前に進まないのです。

かつて、私の大学生時代は、学園紛争・大学紛争・学生運動が華盛りでした。
大学は、荒れ放題でした。 まともな授業も少ないくらい、学園内が荒れていました。

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※それなりに、本は買って読んでいました。

この歳まで、惰性で生きながらえてきました。
でも、もう一度、いや今度こそ真剣に、大学で法律学をきちんと勉強をしたい。
むしろ、いまこそこの年齢になってなおのこと、 納得できる授業・試験・研修をしたい。 痛感しているのです。

いまは、もう50代後半です。
『もう、遅い!』と、言ってしまえばそれまでです。
ここに至ってもなお、いましか私の人生はありません。
大袈裟に言えば、勝負するなら『生命』・『生存』において、最後で・最期のチャンスなのです。

この2-3年考えていましたが、「時間がない」・「日々の生活で、疲れた」・「身の回りの煩わしい諸問題など」で、一向に前に進みませんでした。

p3120002.JPG p3120003.JPG p3120004.JPG ※昨年版です。

もういい。ぶっつけ本番でもやってみよ~っ!!
仕事・家族生活・公私の社交に疲れているので、時間もないし、墜ちてあたりまえです。『 見る前に、跳べ!』・『 考えるより、実行する』しかないのでしょう。

他の受験生は、まず若い。
しかも、おおむね昨年12月くらいから、遅くても年を越えて1月頃から、受験勉強しているようです。
もう3月12日です。もう遅すぎるかも知れません。
やめる理由は、山ほどあります。

話は飛びますが、mixiに再参加したのも、『ライヴァルからの刺激が、欲しかった』からです。
mixiの“コミュニティ”には、いくつか受験仲間のものがあります。
「2008年度ロースクール入学組」=参加者161名
「脱サラロースクール生のぼやき」=参加者16名
「ロースクール欝の会」=参加者82名
「ロースクールライフ」=参加者19名
「法科大学院;ロースクール」=参加者67名
「ロースクール」=参加者4603名(すごい人数です)
「司法試験orロースクール⇒法曹」=参加者521名

やってみます。
他人からは、「久保は、少し(かなり)狂っている」と思われるでしょう。
当然のご意見です。

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成年後見3件で、テンヤワンヤです。[3.7.fri.]



Posted in 日記;diary by kubox on the 3月 8th, 2008

成年後見という制度が、法律改正とともに、2000年(平成12年)4月1日からスタートています。
この制度は、原則的に、認知症高齢者・精神障害者・知的障害者のための法律システムです

この8年間、成年後見の申立て・相談・講演などは、何件もこなしてきました。

しかし、私自身が「成年後見人」となっている事案は、3件のみです。
後見人という仕事は、そうとうに時間とエネルギーをさかれます。

司法書士の本業の片手間に、できることではありません。
後見人・保佐人・補助人に就任すると、たいへんなのです。

いま、当職が関わっている後見人は3件です。
これで、後見人としては、手一杯です。 

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1件は、宮城県から依頼された方の事案です。
仙台市太白区の大きな総合病院にある療育園に入院なさっています。自動車で片道40分ほどの距離です。

もう一件は、山元町という仙台から南に1時間半ほど自動車でドライブしたところにある病院の療育園に入院なさっておられる方です。
この方も、、仙台市が法改正に伴ない、2年前に行なったいわゆる『一斉申立て』で受託いたしました。

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もう、お一方は、仙台市宮城野区にある病院に入院なさっている方ですが、成年後見センター宮城支部から順番で割り当てになった方の事案です。

昨日は、入所・入院の契約書等々の書き換えで、山元町に行ってきました。
往復3時間です。病院での、書面更新・面談などで小1時間です。
これで、1日の半分以上が、費やされます。

先月2月26日は、仙台市太白区の奥にある大きな総合病院の重度ハンディキャップをお持ちの方の事案でした。
やはり、契約書等々の更新・書き換え・面談その他で、およそ1時間かかりました。

もうお一方は、いま大変な状況にあります。
入院している太白区の精神科の病院で黄疸がひどくなり、近くの内科で診断、その後総合病院で診断、さらに仙台市宮城野区の総合病院に入院なさいました。

当職に緊急に連絡が入り、その総合病院に駆けつけました。
担当医からの説明を受け、緊急の入院が必要ということになり、翌日さらに時間を割いて、入院に付き添い、重篤な症状が発見されました。
それからが大変でした。

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ご家族(3名)に連絡したり、大病院の担当主治医から診断書をいただいたり、元々の入院先のケースワーカーと連絡を取ったり、住所変更(住所は北海道にありました)・郵便物転送・保険証再発行などをしました。
また、家族3名に対しへの「速達・書留・配達証明」で文書等を郵送したり、銀行の手続き・民間会社への掛け金の払い戻し手続きなどに追われました。

この3件を鑑みても、成年後見人になるのは、相当の覚悟が必要です。
たんなる、相談・面談・申立て・講義・講演などは、どうということはありません。

ですが、ハンディをお持ちの方には、どうしても必要な制度です。
“成年後見制度”に、ぜひご理解とご協力をいただきたいと祈願・切望しております。

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